YUSIDO MT-PH-010は旧型から何が変わった?2ゾーン温度調節と型番・タイマーの注意点

YUSIDOのパネルヒーターを調べていると、「3面」「4面」「5面」という種類が出てきます。

どれも足元を暖めるパネルヒーターですが、違いは発熱面の数だけなのでしょうか。それとも、足裏まで暖められるか、温度を細かく調節できるかにも違いがあるのでしょうか。

YUSIDOには、3面モデルの「FPH-G11」、4面モデルの「FPH-G23」、5面モデルの「MT-PH-003」が過去の発表資料に登場しています。さらに2026年には、5面タイプの新モデル「MT-PH-010」が発表されました。

結論からいうと、3面・4面・5面の大きな違いは発熱する場所です。4面モデルでは足裏の暖房が特徴として紹介され、5面モデルでは天面を含む構造が採用されています。

さらに2026年モデルのMT-PH-010は、周囲4面と底面を分けて温度調節できることが特徴です。

ただし、過去モデルの詳細仕様や現在の販売状況には未確認の部分があります。この記事では、メーカー発表で分かっている違いを中心に、購入前に考えたい選択条件を整理します。

この記事のポイント

  • 2026年9月28日にHAGOOGI株式会社がYUSIDOの2026年モデルMT-PH-010を発表した。
  • メーカーはYUSIDOのパネルヒーターが3面、4面、5面へと発熱面を増やしてきたと説明している。
  • 2024年9月24日の宏達株式会社のプレスリリースには、YUSIDOの3面モデルFPH-G11、4面モデルFPH-G23、5面モデルMT-PH-003が掲載されている。
目次

YUSIDOの3面・4面・5面はどこが違う?

YUSIDOのパネルヒーターは、メーカー発表によると、3面から4面、そして5面へと発熱面を増やしてきました。

2024年9月の発表資料には、3面タイプのFPH-G11、4面タイプのFPH-G23、5面タイプのMT-PH-003が掲載されています。

2026年モデルのMT-PH-010も5面発熱ですが、こちらは単に面の数を増やした商品ではありません。前面・左右面・天面の周囲4面と、足裏に当たる底面を別々に調節できる「2ゾーン温度制御」が採用されています。

比較するときは、次の3点に注目すると分かりやすくなります。

  • 足元のどの部分を発熱面で囲む構造なのか
  • 底面や天面が発熱する仕様なのか
  • 発熱面の温度をまとめて調節するのか、別々に調節できるのか

発熱面が多いことだけで、暖かさや使いやすさが必ず優れるとはいえません。実際に使う場所と、どこを暖めたいかを基準に考えることが大切です。

FPH-G11・FPH-G23・MT-PH-010の比較表

まず、今回確認できた情報をモデルごとに整理します。旧モデルの仕様は当時の発表資料や紹介記事に基づくため、現在販売されている商品の仕様と同じとは限りません。

比較項目FPH-G11FPH-G23MT-PH-010
発熱面3面4面5面
足裏の発熱面詳細未確認ありあり
天面の発熱詳細未確認詳細未確認あり
独立温度制御未確認未確認周囲4面と底面の2ゾーン
温度調節詳細未確認強・中・弱の3段階各ゾーン3段階
タイマー未確認3・6・9時間発表では2・4・6時間
本体寸法未確認高さ51×幅41×奥行30cm(紹介記事)幅40×奥行34×高さ60cm
重量未確認約1.960kg(紹介記事)約2.2kg
定格出力未確認未確認200W
現在の販売状況未確認未確認公式ページの受付状態は未確定

FPH-G23の寸法と重量は、メーカーの現行仕様ではなく、同モデルを紹介した独立ブログ記事に掲載された数値です。MT-PH-010の数値とは情報源が異なる点に注意してください。

また、表の「未確認」は、その機能が搭載されていないという意味ではありません。今回参照した資料だけでは、正確に比較できる情報がそろっていない項目です。

3面モデルFPH-G11で確認できた構造

FPH-G11は、2024年9月のYUSIDO関連発表に登場する3面パネルヒーターです。

今回確認した発表資料では、FPH-G11が3面モデルとして紹介されていることは分かります。一方、詳細な寸法、定格出力、温度設定、タイマーについては、比較に使える情報が十分にそろっていません。

そのため、FPH-G11を「消費電力が低いモデル」「収納しやすいモデル」などと位置付けることはできません。発熱面が少ないことだけで、電気代や使いやすさを判断するのは避けたいところです。

3面タイプを検討している人は、まず自分が必要とする発熱面を考えてみましょう。足の周囲を暖める使い方を想定しているのか、それとも足裏まで暖めたいのかによって、注目する仕様は変わります。

注意しておきたいこと

なお、FPH-G11については現在の新品販売状況も未確認です。過去の発表資料に掲載されていることと、現在購入できることは分けて考える必要があります。

4面モデルFPH-G23の足裏ヒーター

FPH-G23は、2023年10月31日にHAGOOGI株式会社が発表した4面発熱パネルヒーターです。

このモデルで特徴として紹介されているのが、足裏を暖める発熱面です。発熱面を増やすことで、足の周囲だけでなく足裏も暖房対象にしている点が、構造上の比較ポイントになります。

2023年の発表では、強・中・弱の3段階温度調節と、3・6・9時間のタイマーが案内されています。足裏側と膝下側について、それぞれ異なる温度の説明もあります。

ただし、ここで注意したいのは、足裏側の温度が異なることと、利用者が底面の温度を独立して設定できることは別だという点です。

FPH-G23について、2026年モデルと同じ2ゾーン温度制御が搭載されているという情報は、今回の資料では確認できていません。

足裏まで暖められる4面構造に関心がある人にとって、FPH-G23は比較対象となる型番です。ただし、細かな温度操作や現行仕様は、購入する商品に対応した資料で確認する必要があります。

5面モデルMT-PH-010の天面と底面独立調節

5面タイプでは、足元を囲む構造に天面が加わります。2024年発表のMT-PH-003も、天面を含む5面発熱構造として紹介されていました。

2026年モデルMT-PH-010の発熱面は、前面、左右面、天面、底面です。さらに、周囲4面と底面を分けて温度調節する機能が新しく採用されています。

それぞれのゾーンは弱・中・強の3段階で調節でき、底面ヒーターは電源投入時にOFFになる設計です。

この仕様が関係するのは、例えば「足の周囲は暖めたいけれど、足裏の発熱は控えたい」という使い方です。底面の設定を周囲4面から独立して選べる点が、購入前の判断材料になります。

反対に、足裏の発熱も必要な人なら、底面を使うことを前提に検討できます。ただし、底面の設定によって実際の暖かさや電気代がどの程度変わるかは、今回の情報だけでは分かりません。

MT-PH-010には上部ファスナー式カバーも採用されています。旧世代の5面モデルと細かな構造を比べる場合も、発熱面の数だけでなく、このような機能の違いに注目したいところです。

温度調節とタイマーは同じではない

3面・4面・5面を比較するときは、温度調節とタイマーの仕様も気になりますよね。

FPH-G23の2023年発表では3段階温度調節と3・6・9時間タイマーが案内されています。MT-PH-010の2026年発表では、各ゾーン3段階の温度調節と2・4・6時間タイマーが説明されています。

ただし、MT-PH-010の公式販売ページには3・6・9時間という別のタイマー設定が記載されています。メーカー関連資料の間で表記が一致していないため、購入対象の仕様を確認することが大切です。

また、同じ「3段階温度調節」という説明でも、製品全体を調節するのか、複数のゾーンを別々に調節するのかでは意味が異なります。

温度調節の段階数だけを比較するのではなく、どの発熱面を、どのように設定できるのかまで見ておくと、機能の違いを理解しやすくなります。

デスク下の設置寸法と足の出し入れをどう考える?

パネルヒーターをデスク下で使いたい人にとって、発熱面の数と同じくらい気になるのが本体のサイズです。

MT-PH-010のメーカー発表寸法は、約幅40×奥行34×高さ60cm。FPH-G23については、独立した紹介記事に高さ51×幅41×奥行30cmと掲載されています。

ただし、FPH-G23の数値はメーカーによる2026年現在の販売仕様として確認できたものではありません。両者を厳密な現行商品比較として扱うことは避けましょう。

設置を考えるときは、机の下の幅・奥行・高さだけでなく、座った状態で足を動かすための空間も意識したいところです。

旧世代の5面パネルヒーターに関する公開レビューには、足の出し入れや底面の熱さについての感想があります。これは以前の製品についての声であり、MT-PH-010でも同じ使用感になるという意味ではありません。

新しいモデルの使いやすさを考える場合も、発熱面の数だけから結論を出さず、寸法と自分の使用環境を照らし合わせることが重要です。

過去モデルの口コミを新型の評価に使わない

パネルヒーターの口コミを見ると、「足裏まで暖まる」「底面が熱い」「足を出し入れしやすい」といった感想が気になるかもしれません。

今回確認したHAGOOGI公式ショップの2024年のレビューにも、旧世代の5面発熱製品について、天面の発熱や足裏の熱さ、出入りのしやすさを述べたものがあります。

こうした声は、発熱面の数だけでなく、足裏の温度やパネルの構造も購入判断に関係することを考える材料になります。

ただし、MT-PH-010には2026年モデルとして新しい温度制御が採用されています。以前の製品についての感想を、そのまま新型の暖かさや操作性の評価として使うことはできません。

また、別メーカーのパネルヒーターにも、3面から5面へ変更した購入者の声がありますが、それはYUSIDO製品の性能を比較した結果ではありません。

購入前にレビューを読むときは、商品名だけでなく、投稿時期や対象モデルが一致しているかにも注目しましょう。

旧モデルの販売状況と未確認の仕様

ここまで3つの型番を比較してきましたが、現時点で分かっていないこともあります。

FPH-G11とFPH-G23については、2026年10月時点で新品として販売が継続されているかを確認できていません。以前に発表されたモデルだからといって、現在も購入できるとは限りません。

また、FPH-G11の詳細な寸法や消費電力なども、今回の資料では比較に必要な情報がそろっていません。

MT-PH-010についても、公式販売ページに在庫切れと予約に関する表示が混在しており、現在の受付状態は明確ではありません。

そのため、今回の比較は「現在購入できる3商品のおすすめランキング」ではなく、過去の発表資料と2026年モデルの情報から、構造と機能の違いを整理したものです。

実際に選ぶ段階では、購入対象の型番、現在の販売仕様、入手できるかどうかを、それぞれ確認することが必要になります。価格差や電気代についても、根拠となる情報がそろわない状態で優劣を決めることはできません。


まとめ|暖めたい場所と型番で選択条件を整理

YUSIDOのパネルヒーターは、3面・4面・5面という発熱構造の違いがあります。

FPH-G11は3面モデルとして紹介されており、FPH-G23は足裏の発熱面を持つ4面モデルです。2026年のMT-PH-010は天面を含む5面発熱に加え、底面を独立して温度調節できることが特徴です。

足裏の発熱が必要か、天面も含めて暖めたいか、底面の温度を個別に設定したいか。このように、使い方に関係する条件を順番に考えると、それぞれの違いが見えてきます。

ただし、発熱面が多いことだけで、暖房性能や電気代の優劣は決まりません。また、過去モデルの販売継続状況にも未確認の部分があります。

まず暖めたい場所を決め、その条件に対応する構造や温度調節機能を確認する。そのうえで実際に購入する商品の型番と仕様を照合することが、YUSIDOのパネルヒーターを比較するときのポイントです。

参考資料

本記事では、2023年・2024年・2026年に発表された製品情報を主な根拠として使用しています。発表時期が異なるため、過去の仕様を現在の販売仕様と同一視しないよう注意してください。

YUSIDO 5面発熱パネルヒーター

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